少年の焼け跡

運動部からしたら甲南戦は高3の引退試合。それは神聖なもんなんだな
運動部の友人のmixiとか見てると、俺自身、今ひとつ実感無かったけど、ひしひしと伝わってくる

中1の時は体調崩して休んだけど、過去4回どれも和やかな読書会で、あまり体育会系の情熱にふれる機会が無かった

近い者同士、同じ行事をやっても、カラオケ・トランプ三昧から血と汗と涙まで、全く違う経験があるんだな。文化祭中ひたすら自習してるような奴もいる

自分にとって価値があるものが、他人にとっても価値があるとは限らないし、逆もそう。結局参加しなかった人間に、本来批判する権利はないのだろう(あらゆることにおいてそうだが)

甲南なんていいじゃんwみたいなことをかぼちゃにも言ってしまった。意外と無神経なこと言ってたんだな、俺

どこぞの聖人が犬の惨めな死骸をみて「何と綺麗な歯だ」と言ったように、何にでも、価値を見いだせること(まぁそんな教祖を持ってても、暴力的な国は多いが)は大げさだが、世界を平和にできるだろう。願わくばそんな寛容な人間でありたい。少なくとも飛び出してしまった言葉を水際で止められるように、敏感な反射神経がほしい

無価値なものは淘汰されていく。ならば淘汰されないものは、たとえ価値が自分に分からなくても、いや分からないからこそ、慎重に丁重に扱う必要があるんだと思う。安物のコップに見えても、持ち主の親の形見ってことはある。カルト宗教にも信者はいる(信者がカモられてるなら通報すべきだが)


それでもつい何かを批判したくなってしまう。快感を求めて、優越感がほしくて。でもそれが、誰かを傷つけるのかもしれない

鈍感なことを怒って憎んでも、疲れるだけに思える。そもそも俺はそういう感情を抱くのが不得手なんだけど(MPが無いから)
感情をコントロールしなきゃな。怒らなければいけないことが、目の前にあるんだから