劇場風政治

政権は代わるべきか、代わらざるべきか
サンクチュアリを読んで気づいたが、自民党公明党投票率が低い方が組織票で安定する。投票率をあげる努力は与党にとっちゃ意味がないことだ。それが問題問題と口先では言いながら、投票率が上がらない原因の一つだろう

ネットもろくに使いこなせない国会の爺さん連に、Googleの機能とかWEBの偉大さとか攻殻とか説明して分かるはずがない。日本が産業経済で存在感を失いつつある今、世界屈指の充実した情報インフラをもつ日本こそが、情報社会のリーダーになるべきじゃないのか、もといなれたんじゃないのか
半導体時代の栄華にこだわったのか、実体のあるITにばかり目を向けて、インターネットの中に国が向かなかった気がする。爺さん連にしちゃワケが分からないオモチャの虚業にしか見えないからだろうけど

概して日本政府の目新しいものへの関わりは、Too little, Too lateと言われるが、財布の紐を握ってるのが旧時代の人間ばかりだからか?
まぁ官僚機構の粉砕は無理でも国会議員ぐらいすり替えたい。海千山千の爺さん連にゃ引っ込んでもらって、もっと若くて青臭い人間に国を引っ張ってほしい気はする


かさみにかさんで国家を圧迫する医療費に年金。病院経営のずぼらさとか、製薬のよぅわからん不思議な利権構造を解決しないで、医者を安直に減らそうって発想をすんのは間違いだし、弱いものイジメくさい。日本医師会は開業医の団体で、勤務医は守ってくれないんだよなー。勤務医は公務員も多いし、大学の人らが真っ先に割を食うって状態

多産多死の時代から少産少死に移る過程で、多産少死のボーナスタイムがあって、これが高度経済成長期。その揺り返しが今の高齢社会。団塊が全滅すればある程度落ち着いた社会構造にゃなるんだが、それまで待てない
今の状況で多産少死時代に作られた現行の福祉制度が持ちこたえられるはずはない。日本の医療福祉は素晴らしいが、見るからに軋みたてている。個人の視点に立てば、これまでの目論見が外れて経営立ちゆかぬって老人に死ねとは言えないけど、このままだと高齢者に引きずられて共倒れしそうな気がする