日本やったぁ

ダルビッシュの不調、打線の沈黙で中盤苦しんだ台湾戦も終わってみれば10−2の圧勝。初回は青木の一塁憤死、新井の腕に当たったのにファール判定など、波乱を予感させたが、それに怒ったか新井は直後に先制タイムリー、追加点×2、9回にはダメ押し2ラン。結果オーライ

 6回まで相手の先発に抑えられ、ダルが逆転弾打たれたり、イヤなムードになったが、明くる7回には台湾投手をドミノ倒し、打者12人6得点。村田の死球に始まりその代走・キャプテン宮本は古田が絶賛する見事な走塁芸を披露、無死満塁にしてサブローは見事にスクイズで同点にし、西岡が綺麗に抜き逆転。あとはフルボッコ

 7回はダルがやっぱり苦しみながら抑え、8回は神、9回には上様が3人ずつで抑えて終了。台湾は3安打。まぁ投手力・守備力に差がありすぎたな

しかしやっぱ藤川は打てないんやなー。まぁ西岡の超反応に助けられたのもあったけど、ボールの遙か下ふっとるし……145前後でも当たらん当たらん。さすがは神。今更ながらJFKの凄さを思い出す

上様も貫禄。あの独特の早いモーション、テンポ、同じ振りで来るフォーク、正確なコントロール。初見の方に打てと言うのは酷ってもんですね。今の上原ならどんな状況も平穏無事に片づけてしまえそう。味気ないと思ったのか西岡が気を利かせてポロッてたが、ゲッツーできっちり3人で終わらせる。完璧やね

 ちゃんと予選全体で長谷部以外の選手に見せ場をやる星野の気配りも見事。長谷部は選出そのものが見せ場だったし、事実上全員がちゃんと役割果たしたのかな……あれ?誰か忘れてるような気がするが……


ダルビッシュ:台湾を撃破。苦しくても負けないエース。結局被安打は3
川上:成瀬の後を継いで見事にリリーフ。韓国を抑えた
成瀬:韓国の後出しオーダーに苦しんだが何とか仕事は果たした
涌井:フィリピンを被安打1でボコボコに
小林宏:フィリピンを封殺
藤川:相変わらずの直球勝負で台湾を力でねじ伏せた
岩瀬:岩瀬劇場で客にスリルと興奮を与えた。上原に並ぶ投のMVP
上原:韓国、台湾を事も無げにあっさり片づけた。参加できなかった小笠原、由伸、尚成の無念を晴らすかのように阿部とともに鮮烈な活躍
長谷部:選出そのものがニュース。多くの一流選手に囲まれる夢の環境にいれたことは糧になるだろう。実はダルビッシュより年上
西岡:あまり打たなかったが、台湾戦では鬱憤を晴らす逆転打。いきなり右打席からセフティーバント仕掛けたり、ありえない捕球したり気の利いたエラーしたり、良くも悪くも目立った存在
川崎:9番打者が井端の負傷離脱で2番へ。スマートに堅実に役割を果たし、青木・西岡の貧打を補った
青木:2試合で無安打とド不調だったが、台湾戦では本領を発揮し猛打賞の活躍
新井:不安視されてたが、気迫と魂を押し出したプレーでチームを鼓舞。打点もかせぎまくり、4番の仕事を十二分に果たした
阿部:衝撃の8割打者。とりつかれたようにヒットを量産した打のMVP
村田:スタメンだったが特に目立たず。なんか太いのおるなって感じ
稲葉:シリーズの鬱憤を晴らす活躍。韓国戦で決勝点を入れ、守備でも大いに貢献
里崎:苦しむダルビッシュを好リード
サブロー:井端に次ぐ仕事人。バントにスクイズに守備。チャンスで打てる勝負強さ
井端:2番DH。星野ジャパンの戦略の中核だったが、フィリピン戦で負傷し離脱。しかし韓国戦では痛む足を引きずって代打でバントを決め、職人の気概を見せつけた
荒木:代走1番手。足で貢献
宮本:長い歴を持つ代表キャプテン。守備位置指示など半分は裏方として活躍。台湾戦では代走としても最高の仕事をした
森野:何でも屋。韓国戦ではサードを務めた
矢野:若い選手へのコーチ役を求められていたみたい。韓国戦終盤に登場し、岩瀬や上原をリード
和田:どんなときでもチームを明るくできる光を持った唯一無二の選手。逆に帽子やメットをかぶったらダメ



さて、もうしばらく一切ウェブをやめよか。まぁ試験の感想や社会系の自作問題はあげるやろけど。ちょっと集中しなさすぎてるな俺……