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日ハム 7−0 ロッテ

序盤はグリンと渡辺の緊迫した投手戦。ゲストの野村監督のデータに基づいた見事な解説を聞きながら楽しむ。選球眼のよさとか技術とかヒットゾーンとかを明らかにしつつ、「俺ならこう投げさせる」という形で解説していてガチで楽しくて時間忘れた。昨日のクソみたいな阪神・中日戦より遙かにクオリティ高くて面白い。もう時代はパ・リーグしかあるまいね

7回2失点と力投を見せる渡辺を援護したい打線だったが、どうも淡泊な攻めで得点機を生かせず。粘ることもままならず。結局グリンのペースで試合はすすみ、孤立無援の渡辺は7回2死、森本の二塁打に力尽き降板

続いてリリーフはまさかの藤田。嫌な予感しかしなかったが、田中がスコーン。返球間に合わず1点。田中も2塁へ。更に稲葉もライト前へスカーン。返球間に合わず。これまた2塁へ

勝負どころの登板も、ショボい球投げて軽々と2点取られ一死さえ取れずに降板。まぁ38試合に登板して防御率と背番号(12)が同じだからな。墜ちたものよの。1点も許せないシーンだったってのに……

続いて登板は炎のピッチャー久保。さぁ第一球……と思ったら不振のセギノールのバットがいきなり閃き、ライト前にクリーンヒット。1、3塁。続く高橋には死球で満塁。死亡フラグ。せわしなくいかにも焦った様子で投げる久保。里崎もなぜ間を取ってやらないのか?久保が冷静さを失っているように見えたのは俺だけじゃあるまい。変化球も全然投げないし……結局工藤に三塁打を打たれ、炎を上げて崩れさった。何とか坪井は一ゴロにしとめたが、時すでに遅し。後は武田久、マイケル、終了

なんか今日はバレンタインの采配に疑問を抱いたな。もっと足を絡めたり粘らせたり、策を考えるべきではなかったか。チャンスでもなんか淡泊な攻めだった。俊介はどうしても1、2点は取られてしまう投手なんだから、5回6回は多少汚くてもいいから点がどうしても欲しい場面のはず

あとバレンタイン流かも知れないが、投手にちゃんと間を取ってやるべきだと思ったんだがな。それとなぜあそこで藤田。彼に何を期待してしまったのか謎である。いくらベテランでも防御率12点台の男に……なんか今日のロッテは勝ちへの意欲がいまいち感じられなかった。粘りがなかったのは昨日の大爆発の余韻が残ってたからかな?野村監督も「バッターがみんな4番の打ち方」と批判してたし

明日は小野vsスウィーニー。つまりロッテが勝てば最終戦は成瀬vsダルビッシュ。小野絶対負けんなよマジで