勝訴

模擬裁判も最終回。検察として結構ドタバタあたふたしながらやった

 弁護側は新高の顔K、弁護士の息子Hなど。被告人は我らがY2

 こちらは予想以上にY2の脇が固く、弁護の用意も周到で苦戦。判決を裁判官らが合議している間は検察側はまるで反省会のようなムードになり、全員一致で"これは負けたな"と思っていたら意外や意外、結局こちらの見込みの12年を上回る、懲役14年が転がり込んだ(後の感想会では「無罪ではおもしろくなかったから」みたいな何か勘違いしたセリフもでていた。弁護側カワイソス)


法律はやってみると予想以上に自分で考えなきゃならんことが多く、パズル的な先読みや、場の流れづくり、心理的な揺さぶりなど、スリリングなゲーム的要素が多かった。まぁ実際はもっと物証が多いんだろうし、作業的になるはずだし、無罪かきわどい裁判なんて滅多にないけどね

検察もよく頑張ったが、冷静に考えて負けていた裁判だったので、かなり計画してきて、巧く流れを支配し勝利も確信してたであろう弁護側の心証を慮ると素直に喜べないけどね。俺が裁判官なら無罪にしてた(というか有罪とは言えない)

 本業の方も一様に有罪には驚いていたが、ある人が「模擬裁判ではパズル的な面白さばかりが浮き彫りになるが、判決が一人の人間の人生を決定的に左右するものだと、よく考えて欲しい」といってたのが印象に残った

ドSの蜩は法曹界に大いに関心を示したようだが、俺はどうすっかな?今回は多分かなり自由度の高いケースでやってたんだろう。実際は判例を覚え、六法全書を引き回し、いかにもな被告を弁護し、気の滅入るような泥沼の民事裁判をやらにゃならんこともあろう。法律パズルは向いた仕事かもしれんが、法廷ファイターをするかは別問題だ

先のことはわからんが、ここからは中間一色でがんばろ