チェルシー

 イングランドプレミアリーグの優勝候補はチェルシーですが、布陣は以下の通り。

 ちなみに用語説明。
GK=ゴールキーパー
CB=センターバック(ゴール前で張る)
SB=サイドバック(サイドで守備し、攻撃も手伝う)
DH=ボランチディフェンシブハーフ(ハーフライン辺りで守備し、パスとかも出して攻撃を組み立てる)
CH=センターハーフ(守備も攻撃もやる)
SH=サイドハーフ(サイドから攻め上がり、真ん中にパスを出したり突っ込んだりする)
OH=オフェンシブハーフ(攻撃の全般。DFをかわしてシュートしたりFWにパスを出したり……)
WG=ウイング(サイドハーフより前。積極的に攻撃に絡み、人の少ないサイドから攻め込む)
ST=セカンドトップ(最前列よりちょい後ろから奇襲的に仕掛けたりパスを繋いだりロングシュートを狙ったりする)
CF=センターフォワード(最前線でゴールを狙う)

GK チェフ:チェコ代表不動のゴールキーパー。GKとしては若めなものの、実力はヨーロッパ屈指。

CB テリー:イングランド代表キャプテン。10歳の時からプロ入り間違いなしと言われた天才。

CB リカルド・カルバーリョポルトガルのW杯4位を支えた世界レベルの技術を持つDF。

LSB アシュリー・コール:左サイドバックでは右に出る者なし。タフさ・攻撃力・速さ・守備力全てを兼ね揃える。今期から加入

RSB パウロ・フェレイラ:一流。十分世界レベル。あまり文句のつけようが無い。

DH1 マケレレ:フランス代表。疲れ知らずに走り回ってボールを奪い、味方に回す。中盤でボールを止める貴重な人材。この役回りでは世界最高峰。

DH2 エッシェン:ガーナの人。マケレレよりパスとかが巧いが、守備はマケレレに劣る。しかし今後成長していくだろう期待の若手。既に世界レベル。

CH ランパード:脅威のスタミナでピッチ全体をかけずりまわり、味方を援護し、自らも大砲のようなミドルシュートでゴールを落とす。昨期は16ゴール/38試合を上げ、チームの一流FWより点をあげ、欧州最優秀選手の称号をロナウジーニョと争った。

CH バラック:ドイツの誇る「小皇帝」。パス、ミドル、チームプレイのどれをとっても高水準。世界屈指のセンターハーフ。今期から加入

LWG ロッベン:スピードが乗ったらファールでないと止められないと言われるドリブルの名手。毛が少ない。

RWG ジョー・コール:高いドリブル技術を持ち、スピードと技巧を併せ持つ世界的なテクニシャン。ピリッとしなかったイングランドで異彩を放った存在。

CF1 シェフチェンコウクライナが生んだ世界最高のストライカー。イタリアの名門、ACミランで不動のCFとして活躍し、2004年には欧州最優秀選手(バロンドール)に選ばれた。現在世界3位には入るCF。今期から加入

CF2 ドログバコートジボワールの生んだすばらしいストライカー。シェフチェンコには見劣りするが、このタレント揃いのチェルシーでレギュラーをキープしていた以上、生半可なFWではないのは明確。

以上。見ての通りです。みんなそれぞれの国で代表の中核を担う選手ばかり。オールスターもえぇとこです。

 スポンサーにロシアの石油王、アブラモビッチ氏がついているのが大きいです。彼は世界20位に入るド金持ち。50億円くらいポンポン投げてよこす強者だからこそ作れたこの完璧な布陣。母国では金満すぎると不評ですが……。まぁこれじゃ確かにゲームバランスが崩壊しそうですが。

 ともかくチェルシーバルセロナはチェックですね。はい。