BUMP OF CHICKEN
何となく唐突に曲レビュー。マイナーな奴を。カッコ内は収録アルバム。
- ナイフ(FLAME VEIN)
曲のどことないナイーブさと「ナイフ」が象徴的。旅立つ少年の心、みたいなもんでしょーか。prove yourself
- Stage of the Ground(Jupiter)
360°地平線みたいな曲。心が何となく広がる感じ。雄大な気分になれます。
- 夢の飼い主(車輪の歌c/w)
バンプお得意の童話みたいな曲。猫好きな連中に似合わず主役は犬。犬を犬らしくさせてやらない近頃の連中に対するわずかな批判かもしれません。切ないような明るいような、何か心に残る曲です。
- ラフ・メイカー(ダイヤモンドc/w)
これは有名かな。小学校からFLASHとかに詳しい人は多分知ってるでしょう。ＩＤとるときlaugh makerが使われていたのが残念。ヨウツベ辺りに流れてないかねぇ。著作権ブラックだからまぁ期待は出来ないけど。
- ベル(Jupiter)
気だるく寂しく拗ねてる人の曲。弱くて本音を言えずに拗ねて温かさを拒みながら……愛なんか語らない、等身大の人間ぽいです。歌詞のが語りやすいからそっちばっか言ってますが。
- embrace(ユグドラシル)
意味は"抱擁する"。ただ温かい、抱きしめられるような安心感がある曲です。この曲聴いてると音楽に力があるってのは本当なのかなと思う。
車輪の唄じゃなくてこの曲をシングルにしたらよかったのに。もったいなや。個人的には指折りの名曲だと信じてます。こういう曲がアルバムにあると気分がいいですわ。聴いてない人は何らかの手で聴いて下さい。ユグドラシルは名盤ですから買っても損はないですが。
- ワッショイ(supernova/カルマ隠し)
カルマ/supernovaには「ドスコイ」が入ってるので注意。バンプの隠しトラックはsailing day/ロストマンの「おもち」以降シングルを食いかねない勢いです。バンプのＣＤはやたらトラックが多いですが、最後まで放置するとこういった曲が流れ出します。オンリーロンリーグローリーの「シャドー」と車輪の唄の「イカ」とこれは異常にクオリティ高いです。特に「イカ」は爆笑。カラオケに入らないのが悲しいぐらいに。
以上。バンプは遅作で有名ですが、シングルもカップリングもほとんどの曲に見所がある希有なバンドだと思います。
メディア露出が少ないので、知らない人も多いですが、ファンは多いし、チケットの売れる速度はメジャーと引けを取りません。よく「根強いファンがいる」とか妙に皮肉っぽく書かれてるけど。
FLASHで惚れたとかいう連中はあんまＣＤ買わないこともあるんで、売上枚数よりファンは遙かに多いと踏んでいます。妄想かいな。
