甲子園

に行って疲れたせいで書けなかった。外野席まで一杯の満員御礼。曇り空でも暑いんだから一体……

 とりあえず早実斉藤の圧巻の投球とかが色々楽しめた。初球からストライクで入り、テンポも早く、打者はキリキリ舞い。格の違う投手だと。

 対する田中は二番手投手の不甲斐なさから序盤で引きずり出され、疲れの見える投球だった。投球のテンポも遅い。あまりストレートも投げず、ボールが先行することも多かったが、5回以降調子を上げ、的確な変化球で智弁打線を翻弄。9回もクリーンナップ3人を凡退にしとめ、安定した投球だった。


 で、今日その2人が激突したわけだが、いやー手に汗握る激闘だった。今年は吼える代打屋、斉藤・田中、智弁HR打線、石垣島初出場など色々な見所のある大会だったが、極めつけに決勝戦引き分けと来たか。

 プールに行ってたこともあり、1回と11回以降しか見れてないが、やはり田中の登場以降最初のグダグダは変わったのか。菊池なんか出すなよな。

 斉藤も田中も鬼気迫るようなピッチング。目が離せない投げ合いだった。特に最終回の斉藤vs本間篤(駒大4番)はまさに圧巻。170球を数えながら140台後半のストレートをガンガン投げまくり、フルカウントでスライダーで仕留める。いわば小細工でありながら粋に達す!そこにしびれるッあこがれるゥッ!

 対する田中も1番打者にバントヒットで進塁され、あわやサヨナラの危機で踏ん張り、3、4番をきっちり捌いて引き分けに持ち込んだ。いや壮絶。間違いなく球史に残る一戦だった。明日の最終決戦が楽しみだわー