歌は(中略)文化だよ

 なんか寝付きも悪く睡眠も浅く、1限行けたのに倒れ、2限行ったのに寝て、テンションだだ下がりで地下書庫で鬱エントリ書いてたわけですが。

 まぁもう授業とか受ける気分では全くなかったので、三軒茶屋で行われているという筑駒の音楽祭に潜り込んでみました。
 灘中にも合唱コンクールはあるんですが、筑駒のは中学〜高校の6学年が全員かなりガチの合唱曲をビシッと白シャツ・黒ズボンで揃えてホワワワーと歌う、とてもハイカルチャーな感じでした。ていうかクオリティがどの組もやたら高く、ああ東京って文化だなと思わされましたが、いかんせん私に谷川俊太郎の詩に合わせて作ったような音楽を立ち見で聴くのは退屈でした。しかし指揮のレベルはちょっと灘のとは段違いでしたね。異様に躍動感あふれて自由奔放、メトロノームがわりでなくまさに指揮者って感じでした。

 高校生に元気でももらう(笑)というコンセプトで行ってみたのですが、実際自分が3年前に歌った時のこととか思い出して少し感慨ひとしきり。来ている人達はみな所得水準が高そうな感じです。灘もそうだったとはいえ、冷静に考えると長年ピアノをやってる伴奏者が必ずクラスに一人はいるって、ブルジョワだよね。

 御行儀よく、健気な美しさを持った合唱用曲で、きよらなるハーモニーを紡ぐ高校生たちを見てると、なんだか無性に対抗意識が湧いてきて、カラオケで独り、上半裸になってソファに立ちあがって暴れながら、ハンバーガーを貪りつつ冷房もつけずに大汗かいて歌ってきました。スラッシュ禅問答とか、タチムカウ〜狂い咲く人間の証明〜とか、労働者Mとか。それだけだと死ぬので平沢とかサンホラとか。


 とりあえず一度家に帰ってきて、これからまた折り返し友達んちで飲み会。翌日マーキュリーの公演みて帰ります。さよーならー。