価値相対性の陥穽
- 作者: 横山雅彦
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/11/01
- メディア: 新書
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なんでこの本はこんな即物的っぽいタイトルをしているのかとw
奇しくも「学際」とかを唱えて生きてると案外面白い本にぶつかるものです。いいものを見つけました。「本当に対象を理解したければ自然に『学際的』にならざるをえないんだ」と彼は言います。てか僕が目指すものに、凄く近い人なのかもしれません。一度会いたいです
今日は遅いからまた今度まとめるけど、一番目からウロコだったのが価値相対性に関する話題。
価値相対主義の世界では
「人を殺してはなぜいけないの?」
という問いに答えることができない。なんて話
あと相対主義がアカデミズムの過度の細分化を促進してる、なんて指摘。何だかんだ言って結局自分は「相対主義」を相対化できていなかったのだと気づかされ、かなりショックでした
この本だけでは詳しくは分からない相対主義の是非について、ぜひとも考えないといけないな