ゴールデンブレンド

 公民教師のブログより。

忘れてしまうような小ネタとでもいうべきものです。宇梶なんとかという役者さんが出演するインタヴュー番組をなんとなく見てしまいました。劇団30○のひとです。(正確な表記が分かりません。結構演劇は好きですが、この劇団の公演はまだ生では観ていません。)

いろいろあって、彼は、「自己愛40%,自己嫌悪60%」が黄金ブレンドだといっていました。

自己嫌悪の強い青年期を過ごして、他人に通じなかったり、他人から心を開いてもらえなくて困った経験を散々してきた。他方、自己愛の強い人に対して、なかなか自分のことを聞こうという姿勢を示してもらえなくて困惑した経験を持つ。だから、他人の意見をすっと聞けるような自分に対する批判ももっておきたい。他方で、自分が好きで、素直に自分を外に出せる人格でもいたい。彼の経験からして、この比率が最適なような気がするというのです。

 自己嫌悪ループでげんなりする経験があったのですが、こう言う人もいるのですな。
 いい形で出れば、過度な自信の無さは自省や謙虚さに繋がり、美徳に映るのかもしれません。映るというか、実際上手く自分を向上させる形で機能するというか
 自信ってのは示すものじゃなくて、持ってるだけで十分なのかな。そんな気がする