人間だけが殺せるものってなーんだ?

 答え:自分自身




 後輩がmixiでとっても刺激的なことを書いていた

「命という大切なものをいかにうまく活用するかが人生なわけだが、自殺という終止符がすばらしいものだったらそれはそれで価値観だと思う。むしろどっかの病院で医者に仕事を増やすよりはきれいごとだと思う。」


 うむ。同意。自殺がタブーだというのはなんでなんかな。まぁ社会的に迷惑だからか。表面的だな。自分の命を軽んじるということは、他者の命を軽んじることにも繋がるもんね。人命軽視は多分全倫理規範でアウトだろう。奴隷の命を軽視する文化はあっても、金持ちも金持ち同士で人命軽視する文化は多分ないんじゃないだろうか
 でも武士はハラキリよくやってるし、アレは人命軽視じゃないのかというと、うーん。まぁ人命を何よりも優先して絶対視する社会も存在しないのだろうけど


 話を戻す。自分の生死を自分で決められるのが人間じゃないだろうか。それ以外は動物、道具、などなどだ。基本的に僕は、自殺するという発想がなくなった時、人間の魂は死んだと考えている。その頃には脳はスッカスカでどーにもこーにもならんと思うが、とりあえず自分で死ねなくなった時、その人は動物になる気がする。空気供給を遮断した安楽死にも、まだなお尊厳が足りないぜ

 中二くさいのは夜中でテンション上がってるからです。すいませんね



 後輩君は70歳で自殺する予定らしく、「宇宙で水爆」とか「太平洋のど真ん中に片道燃料で飛び立つ」とかを自分の将来の案として言っていた(シャレたアンコールも行うらしい)自分がパニックになるのとか、色々人生のピリオドとして面白いものが見れると期待しているようだ。

 ぱっと思いついたことだけど、自殺するなら月に転落死したい。人は自分が生きた証を残したいと願うものらしいが、月のクレーターは風化せずにずっと残ってくれるんじゃないか?新しいクレーターで上書きされそうだけど。きっと子供に財産を残すよりは長い間残るだろう。もちろん出来たクレーターには自分の名前をつける

 まぁそれかいっそ大気圏に飛び込んで流れ星になるのもアリかもしれないなぁ。ロマンチックだ