ヒキコモリンロリン

ひきこもりって、どういう風な思考or感情を経てひきこもるに至るんだろう。一般解はまず無いけど、例でもいいから知りたくなった
俺がなぜひきこもらずにすんだのか?何があって、何が無かったのか。そんなことが気になる今日この頃
ひきこもりをかわいそうとは思うけど、そう思うのが後ろめたい。下に見て憐れんでるような気が自分でしている。ひきこもりを率直に受け入れるような物差しが手元にない


クラスに一人不登校がいる。担任は「アイツも苦しんでるんだ。帰ってきたいとは思ってるんだ」と言っている
しかしクラスの誰もが彼をどういう位置づけにすべきか、答えがないのだろう。O森のように「まぁ奴は当然やな」とサラッと流すものとも思えない
一時期図書委で一緒にやっていた、彼のコミュニケーション能力のなさに苛立ちを隠さなかった。結局はっきりとクビを宣告せざるを得なかった身として、彼のことを思い出すと胸が痛む。きっと彼を学校から遠ざける思い出の一つになっていただろうな。もう少し、自分の懐が深ければ。いや、変わらなかったかもしれないけれど

誰も口に出さない。ちょっとした禁忌。きっとそれぞれが、罪悪感を一握り持ってるんだろう
僕は相変わらず空白の座席を正視できないでいる


今頃何を思っているのだろうか?知りたい