右肩に座る弐号機

僕の右肩あたりには僕弐号機が座ってて
そいつが「おいアイツ見ろよ。すっげぇなぁ。お前どうよ。情けねぇなぁ」とか「お前まーただらけてんなあ。ねぇなぁ」みたいなことをいつも囁いてくるのです


今日はやっと、そいつを叩き潰せた気がします。そいつが10年間座ってきた肩が、やっと軽くなったです


自分の感情に素直であろうと思います。開き直りに近いようにみえるけど、すごく今気持ちがよくて、無性に嬉しい

今日久しぶりに泣くまいとして、泣きました。悔しくて、情けなくて。封じ込めていたのが、堰を切ってあふれ出したような感じで
僕は物心ついてからずっと、「他人との比較」で自分の存在を把握していたんだと知りました。それがいいことじゃないと知りながら
弐号機に切り刻まれ続けた自分の心からの涙だったと思います。父親と話しながら、わけがわからないまま泣きまくってました



感情は何人にも妨げられない。たとえ自分の良心だの理性だのであろうと。
感情を妨げていたことが、捻じ曲げていたことが、自分を苦しめていたことを悟った、もしくは悟りつつあるのだと思います
何だか心が自由になれそうな気がしている、珍しく明るい夜です