浦和vsミラン

日本のチームとして初めてヨーロッパのチャンピオンに挑んだ浦和。記念すべき試合は1−0で浦和の敗北。前半までは同点だったし、よく頑張ったと思う

FIFAランク1位・地上最高の名を冠するミランだが、今季もFW不足に苦しんでおり、リーグでは早くも優勝戦線から脱落。ロナウドが貧乏くじであることを証明した。今のミラン阪神に似たものがある。いやレベルが違うとはいえ

得点力が低い割にベテランが多いからか、一発勝負には強い。昨年の今頃ミランがCL制覇とか言ったらバカ扱いだったのだが(中村のセルティックにも負けそうな気がした)あれよあれよと言う間に勝ち上がって決めてしまった。カカはMFながらCL得点王に輝いている

いくら落ち目と言っても浦和の歯が立つ相手ではなく、百戦錬磨の守備陣に隙は無い。点が取れなきゃ勝てないし。0−2のカカ1ゴール1アシスト、みたいな憶測をしていた

 実際支配率は圧倒的にミラン優勢。キープ力の差が際だった。個々のテクニックでは勝てるわけないのだが、ミランの素早いチェックにあれよあれよと手詰まりになり、苦し紛れに動いてウボァというケースが多かった。一方のミランは小気味よいパス回しで浦和のチェックをかわし、守備隊形を崩していく

起点のカカは3人近いマークで封じていたが、それにしてもあのスピードはありえんね。C.ロナウドに比べれば遙かにタッチは少ないのにDF置いてきぼり。ステップでリズムも変えてるみたいだし、突破もパスもシュートも一流……どうしようもないよな

CL決勝でのリバプールも徹底マークしてたが、それでも結局は得点に絡ませてしまった。浦和もよく頑張ったとは思うが、結局最後はカカのアシストで敗北。スピードって絶対的やわ……

しかし内容的には1−0どころじゃなかったな。エリア内ではほぼ全くシュート打ててないし。さすがはミラン。一番惜しかったのはワシントンのかな?ジダが見事に横っ飛びで掴んだけど……

そういや長谷部は消されてた気がするな。ガットゥーゾアンブロジーニピルロがいてはそりゃかなわないけど。最後の方点が取れそうな気配がしなかったし、当たり前だがスコア以上に実力差はあった気がする。まぁミランミランで攻撃力足りないんが浮き彫りになってるんだけど……

ボカとミラン、サヘルと浦和。浦和は勝って終わりたいよなやっぱり。実力差はそんな無いはずだし、きっといけると思うんだが

ボカもミランも攻撃力は足りない系なんだが、やはり個々の実力はミランが上だし、なんだかんだ言われながら数々の一発勝負に勝ってきたチームだから、問題はなかろうな

そういやボカの監督は来た時からパチューカと戦うことしか頭になく、サヘルを「もう一つのチーム」呼ばわりし、サヘルを倒した後も名前は言わずに「チュニジアのチーム」だったとか。浦和のことも「日本のチーム」としか言ってないらしいしね。まぁ「イタリアのチーム」にフルボッコされるよろし