シリーズと

岡島の評価は開幕時の「松坂の話し相手」から「メジャー屈指のセットアッパー」へと飛躍的な進化を遂げた。一方「怪物」松坂は、「先発三番手としては優秀」というレベルにくすぶっている

「ハマの花火師」斉藤隆は、今や「メジャー最高のクローザー」と呼ばれたエリック・ガニエを"追放"し、ドジャースを支えている。防御率1.40、39S。別人じゃないのか

そして永遠のリトル松井松井稼頭央はついに才能にふさわしい檜舞台に躍り出た。ドイナカと言うしかないコロラドで。欠点だったセカンド守備はウソのように安定。メジャー史上最高の守備率を叩き出したチームで重要な役割を担っている

稼頭央と岡島と松坂が今ワールドシリーズで闘っている。開幕前に「今季はロッキーズレッドソックスがWシリーズ」とか言ったらプギャーされただろうし、「岡島は活躍する」なんて言ったら日ハム厨乙と言われただろう

 まぁヘッドハントに定評がある外資が手をつけたし、クセのある岡島は大リーガーも打ちにくいのかもしれないとは思ったけど、まさかここまでw今やボストンに"オキ"を知らない野球ファンはいないんだからな

斉藤隆と岡島の活躍、松坂の苦闘は「投手がメジャーで通用するかは適性の問題」ということを証明した。大リーグと日本球界は風土とスタイルが違うだけで、こと投手においては、そこまで大きな差はないのだ。メジャーの超A級投手は別次元だとしても、A級投手は日本にも多々いるし、日本においてB級でも、適性やクセ次第で大化けする可能性がある。これが証明されたことで、日本の投手はますますメジャーに行きたがるだろう。福盛でさえそうだ



さて日本シリーズ。今日は昨年に引き続き、川上vsダルビッシュという大一番が実現した。ここ最近ダルビッシュは本調子の投球ができてない(ワリに抑えてるが)し、今日こそ奪三振ショーを期待。札幌ドームなら負けない

昨年の日ハムは4万人超の客が入った試合では勝率8割というデータがあった。ただ今季は様々な事情で打線は去年より大幅に弱体化している。果たして地力で勝り勢いもある中日に勝てるのか

 でもあの薄暗い中日に、日ハムが負けるような気がどうもしないんだよなーwとにかく頑張れ日本ハム