上に立つ

ナァナァで図書委員長になったはいいが、図書委がどうあるべきか、とかいう明確なイメージは持たずにやってきた。尚友出して、適当に文化祭とかやって、原稿書いてりゃ〜みたいな感じでいた

少し一組織の上に立つ者としての責務、というかあり方について考えなくてはいけないようだ。演劇の監督にもなったことだし……

 図書委の同輩に問題のある奴がいて、まぁ彼は辞めたいと言っている。どえらい忘れんぼさんで、けったいな奴なんだが、まぁ別に嫌ってるわけでもない。しかし計算を狂わせるような奴を残していても仕方がないし、彼が辞めたがっているのを引き留める理由はない。だが委員長として一委員の同輩に接するのはどうもやりづらい。役柄上キツいことを言わざるを得ないが、結構後ろめたい気もする

だがどの世界でもたいていトップは必ず寝首をかかれるもので、自分が切った相手に恨まれるのは当たり前だと言われたりもする。しかし他人に恨まれるのは気分にどうも堪えるし、気が進まないわけだ

キツいこと言った上で、個人としては自分が憎んだりしてるわけじゃないとも伝えたい。でも結局、そういうのは虫のいい話なんかな。上に立つってことは少なからずそういうことになるんだろう

リーダーシップを生まれもった人間ではないのが自分ながら残念だが、まぁ少しずつ身につけて行って、頼りなさをなくしていきたいな……