歌って殴れる

亀田一族についに黒星!なんとも茶番じみたチキン試合を繰り広げたあげく、10点差近い判定負けで浪速の弁☆慶・亀田大毅が散った

まぁ彼はボクサーではなく芸人だからな。白髪の足元おぼつかない老人を1RKOして歌を歌いまくるのがボクサーなら、そこらのチンピラもボクサーだわ

しっかしなんとも不毛な12R。ボクシングを教えてやるとばかりに1Rから猛攻を繰り出す世界チャンプ・内藤大助の前に、ずっと前かがみで頭をがっちりブロック亀ポーズ。時折かわいらしい猫パンチを繰り出すばかりでとても挑戦者の姿には見えない。ガード越しにボッコボコにされ、ゴングが鳴ったら何事もなかったかのように挑発する次男。なんかマジで哀れみがこみ上げた

 しかしこれがずっと続くんだから下らない。コンビネーションが全く出せないヘタレっぷり。センスが無いんだなー……防御ってもブロックばかりでスウェーも出来ないし、パンチの精度も低いし連射も出来ない。そりゃあんだけ逃げてれば決定打はもらわないが、勝てる要素が無い

 終盤はクリンチとバッティングが効果的に決まったり、クリンチから首に手を絡めたり腕を絡めたりと勘違いした技を披露していた。判定負け確実になった10Rとかでも、チキって相変わらずガードを上げたまま。最終ラウンドではクリンチからチャンプを投げ倒したり、減点まで食らう。ファンサービス?でも観客も視聴者も見たいのはKOシーンだけなんだがね。中途半端な芸人魂だ

ま、試合後のチャンプは「前のチャンプのがずっと強かった」とか「亀田に黒星をつけたことで国民の期待には応えられたかな」とか「戦いにくかった。クリンチしたら投げられるし」など余裕のあるいいセリフを残してくれました。それだけはカタルシスということですか

まぁ格闘技と思って見たらダメだな。茶番劇ですわ正味。そういや負けたら切腹とか言ってたが、華麗にスルーかな。どうせ