蒙古が止まらない

止まらない虎。ウィリアムスを温存して巨人に2−1で連勝。これで9連勝

前夜の超乱打戦から一夜。鳥谷がプレイボールホームランで先制。場内いきなり最高潮。久保涙目

しかし持ち直した久保は以降完璧なピッチングで阪神打線を零封。阪神の先発安藤(久々にみたな)も好投を見せ巨人打線を零封していく

しかしこのままJFKで勝負ありかと思われた6回裏。安藤が前夜3本のスニョプにガォンされ、試合は振り出しに

 ヤバいか、と思いきや7回表。2アウトを取った久保が、伏兵葛城に勝ち越し2号ソロを浴びる。哀れ。心を折られた久保は更に連打を浴び無念の降板

マウンドは馬の骨ピッチャー西村。フォアボールで2死満塁と絶体絶命に陥るも、なんとか切り抜けた

 しかしそこからは阪神のターン。ウィリアムスを温存し、7回裏は江草と渡邊が封じ、久保田もフォアボールで冷や汗タラリながらクリア。藤川は先頭打者の矢野に2ベースを打たれるという"事故"にも動じず、後続の高橋、小笠原、二岡を直球勝負でビシッと切り取って勝利


涙目(背中しか見てないが多分)で足早にベンチを後にする原監督。勝ち越されてからも巨人は小笠原の鮮烈なファインプレー、矢野の特攻ダイブにミラクル2ベースなど、流れを呼ぶ要素はあったのだが、そこはFKだけあるし、もともと阪神に流れは来ている

勝ちパターンを崩さずに波に乗ってけば、また優勝できるでしょうかね。打線がいつ調子崩すか分からないのが怖いけど。JFKが全盛期のうちに日本一を取っておいてもらいたいもんです



阪神リリーフ役割

  • 久保田:規定投球回数達成を夢見るマッチョ。連投、ロングなんでもござれで使い勝手抜群。JFと違い魔球が無いのが下っ端に見られる要因
  • ウィリアムス:60試合弱を投げ、自責点1の今季最強投手。反則じみた角度から投げ込まれるスライダーはもはや魔球。シンカーで勝負しないで勝てるサイドスロー投手って
  • 藤川:直球だけで勝負できる人。指をピチッと揃えて投げる超速回転ストレートはもはや魔球
  • 江草:燃える男(悪い意味で)が今季は覚醒。体に潤いを取り戻した
  • 渡邊:徐々に台頭。癖球の持ち主