完全ぱーぺき

日本人には終結恐怖というのがあるらしく、完全不可欠な物を"後は滅びるしかない"と心のどこかで忌避する傾向があるとか。日光東照宮の逆柱(わざと逆に建ててある柱)とかもその影響

塾の頃も最高クラスに上がったら「後は落ちるだけかな」とか思ったもんだしな。徒然草でも「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは」ってフレーズがある

 日本特有のものではないらしいが、こういう発想は欧米とかには無いみたい

 まぁ死や滅びを過度に意識しすぎると、精神が脆くなってしまうけど、盛者必衰の理を忘れて奢った"盛者"の末路は無惨に映ることは間違いないか