図書委員会の役得

 小林聖心がやってきて交流会をやった。

 ちなみに小林聖心はカトリック系の女子校だ。前に春休みに行った時には先輩は「マリ見ての世界だーッ!」とか言ってたものだ。

 中高一貫男子校で6年間女ッ気のカケラもない生活を送るはめになるかと昔は思っていたが、妙な縁で図書委に入ったおかげでありがたいことに当初の予想は外れてくれた。

 とはいえ来たからといって何をするでもない。話すネタゆーてもないわけだし、どういう風に接すればいいのかってのも分からんわけで。ぞろぞろと10人くらいやって来てもらってもどうも処置に暮れる。

 とりあえず住吉からずらずらと行列(2列縦隊だ。さすがマナーがしっかりしてる)を作って学校にあまっていた灘校生からの奇異の目を華麗にスルーしつつ図書室へ。

 まぁお互い異性が少ないからか、途方に暮れたような感じだったが、まぁ現委員長(マリ見て発言ですが)が頑張って仕切ってお互い図書室の情報とかを交換しあう。

 そこで初めて知ったことだが、うちの学校は平均すると全国平均の半分しか本読んでないようだ。高校など全国平均が1.6冊/月に対し、なんと0.4冊/月。読書離れは深刻化してるなー。てか読む奴は読むんだけどまったく読まない奴が多すぎる。本は大事だよ。人間は自分の語彙力を超えた思考はできないからなぁ。語彙が幼稚な奴は結局思考も幼稚で雑になるんだよなー。

 とりあえず灘校生に対する「偏見」がなくなったところで恒例の読書会。定期戦の時もやったわけだが、今回のお題は「西の魔女が死んだ」。isbn:4101253323

 まぁ詳しい内容はここで語っても仕方なさそうなんでパス。ただ議論やこういうのって性別も学校も年齢も関係がなくなるわけで(だからこういうのが好きなんだけどさ)結構お互い楽しく色々話し合った。

 結局話し込んで切りあがったのは4時半ごろ。帰り際に楽しかったと言ってくれていたのが素直に嬉しかった。


 ま、今度こういうことがあったらもうちょっと気の利いたことでも言える様に本でも読んどくかなw