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ストーンオーシャン(ジョジョ第六部)を16/18まで読み進める。キャラがつかみづらく、設定が難解で、バトル描写までわかりづらいのであまり好きではなく、読み切ってなかったのだが、改めて読んでみると「めちゃくちゃ限定的な能力のスタンドでバトルを作る」っていうジョジョのバトル漫画としての面白さがずいぶん詰まってると見直した。
ヘビーウェザー*1とかスカイハイ*2とか割と笑うしかないよね。さすが荒木。けどアンダーワールド*3の設定は無茶すぎると思うぜ
。何がなんだかわからない。多分本人もよくわからない。
C−MOONの"使用者中心に加速度gの斥力を起こす"とか割と派手でいい。あらゆるものが『水平に』転落していく光景は笑った。
全体を通した筋に抑揚が無く、五部よりキャラ立ちの微妙なポッと出の敵が多いのはアレだが、やはりジョジョらしさに溢れる一品なのではある。

*1:もともとは天気を変える程度の能力だが、色々あって覚醒。光の屈折率を利用してサブリミナル映像を見せ、「自分もカタツムリになっていく」錯覚に陥れ、暗示効果で"本当に"体をカタツムリのような軟体にするという変態技を手に入れる

*2:時速200キロ以上の捉えられない超高速で移動し生物の『体温』を奪うUMA、"ロッズ"を自由に使役。人の体の各部位を体温を奪い機能不全にする。"目を開けなくする"とか"腎機能停止で血尿が出る"とか"脳幹を冷やして止める"とか。いや無理くね?

*3:大地の記憶を呼び起こすことで過去の出来事を再現する。どこでいつ起こったか目星がつかないと再現できないが、割と大ざっぱでも可能。「ここで奴らが喋っていたはずだが、何を話していたか」なんかも調べられる。飛行機事故を再現して、記憶で再現した「飛行機墜落事故」に主人公たちを巻き込み吹っ飛ばそうとしたが、解釈困難な箇所が多い