量だけで

saltierと飯食って喋ってジュンク堂本店をうろつく
本棚の大量の本を見ると、時間の大切さがひしひしと胸に来る。自分が知ってる世界なんか、マジで凄まじく小さい。
ジュンク堂の本店はデカいだけあって、大学で使うようなウン千ページの研究書がたくさんあったが、それは本当に分厚さだけで、俺を圧倒する。人の意志、努力……たかが本屋に並んでいるだけの分量にすぎない。でもそれは絶望的なまでの大きさで迫る。

甘いもんじゃないな。iktk先輩が慄いていた理由が少しわかった。


こりゃあ遊んでる場合じゃねえな……。戸愚呂弟がB級妖怪とか言われた時のようなショック。受験勉強で学ぶ領域なんか基本中の基本で出来て当たり前……か。模試で全一とって浮かれてた時に林修に言われたことに、なんか実感が湧いてきた。
ありとあらゆる人が世界中でありとあらゆることを考えて、なんかもの凄くデカいものを支えている。
畏敬というか、なんというか。たかが本屋で、神妙な気持ちになった。
今本屋に並んでいる大量の書。それぞれの著者に師がいて、学んだ書があって、積み重ねた歴史があって……
いや、なんだろ。俺はそれの一翼を担えるかもしれないと思うと、なんか幸福な気がするな。なんぞこれ?



とりあえず、まずは基礎を確実にしていかなきゃなぁ。先賢が当然できることができなきゃ、話になんねーんだろうの。

"死ねるときに笑てりゃ人生OK"だとか、いや、そんな問題じゃないぞ。悟ったふりしてる場合じゃなかった。


とりあえず目下、習慣的徳を形成しなならんよなー。
とりあえず短いけど模試が終わるまでは勉強のことだけ考えよう。以上。