ヲタクきんもーwww

 ヲタク*1差別は多分歴然として世の中に存在するんだろう

 しかしどこまでが個々の精神性に対する侮蔑で、どこからがヲタク差別なのか? などなど、なかなか手に負えない話題ではあるか

 今日塾帰り、友達同士が話していたのを聞いていたときに、何の疑問もなく「ヲタクはキモい」と言っているのが、とても不思議に思えた
 多分、性差別的な要因は大きいのかなぁ。自分にはワケのわからないのもので欲情できる、ということ。ホモだとかなんだとかと同じような意識なんだろうか
 僕は二次元に漬かった人間だから、正直中立的な立場で物が言えるとは思えない。けど「ヲタクきんもー」と言ってる人たちの目にちらつく優越感や侮蔑の光は、単なる自意識過剰とは思えないものがあるとは思う


 何乗にもマイノリティのかかった私の愛するM師は以前、「やってる側は当たり前だと思っているから、差別ってのは難しいんだ」とか言っていた。同じものを同級生たちの無邪気な「ヲタクきんもー」から感じて、なんとなく不安ではある

 自分には何か当然のように否定しているものはないか? とりあえず、あの話を聞いてから僕は何度も自分に問いかけている。猿の脳味噌を食うのも、犬を食べるのも、男性に欲情するのも、僕は否定しない。誰かを害するのでもない限りは否定してはならないのだと思う(害の及ぼし方ってのも定義は微妙に難しいのだろうが)

*1:ちなみに「二次元好きでフィギュアとか並べてて夜な夜なエロゲとかしてるような方」のこと、要するにアキバ系を僕は「ヲタク」と書き、そうでない「マニア」と同義のものを「オタク」と書いている