ユーロユーロユーロ

チェコが早々に2点取り、終わったかと思われたトルコ。しかしトルコ系サポーターの力か、ここから一挙3点の大逆転勝利
しかも2点目はチェコの大黒柱、世界三大GKのチェフのまさかのファンブルを押し込んでのゴール。チェルシーの選手はつくづく運がないらしい

グループCはファン=バステン監督がついに4-3-3を諦め、4-2-3-1を導入したところ堅守を誇るイタリアを3−0で爆砕。フランスに4失点という数十年ぶりの屈辱を与える大活躍。1トップとしては世界最高のニステルローイ、サイドにはアーセナルのエース・ファン=ペルシと輝きを取り戻したロッベン、トップ下にはスナイデル。カイトも好調。強いなー。伝統のCB薄もボランチ2枚がフォローして解決と、このまま優勝しかねない勢いはある
フランスは監督の采配ミスか。召集選手が年寄りばかり。セリエ得点王のトレゼゲを呼ばず、相変わらず不調のアンリを起用。マケレレテュラムといったベテランに依存し、国内にも怨磋の声が。首が飛ぶのも時間の問題か
このグループCで風穴を開けてるのがルーマニア。著名選手は少ないものの、仏、伊に引き分けて現在2位。オランダに勝てば文句なしに決勝進出。仏と伊は最終戦に勝ち、かつルーマニアがオランダに負けor引き分けないとサヨナラ。戦前は誰も予想しなかった展開

ポルトガルも強い。てかCロナウドが強い。彼だけではないにせよ
スウェーデンは攻撃の要・イブラヒモビッチが前半しかでられず、彼がいないと攻撃力がガクッとおちるのが弱点か。しかしズラタンがいるときはポルトガルとも渡り合えるしな……

優勝候補のドイツはクロアチアに不覚をとってスリリングな位置に。クロアチアの勝利は幸運で片づけられないほど終始優勢だったとか。面白くなってきた
スペインも守備に多少不安はあるが、ラウールの不在を忘れさせる攻撃力で2連勝している。若き天才レジスタのセスク、ビジャレアルの躍進を引っ張ったセナ、リーガ最高級のサイドアタッカーのシルバ、バルサの万能アタッカーイニエスタ、歴戦のボランチ・シャビなど、中盤に名手が揃う。トーレスもプレミアにもまれて強靱さを高め、ビジャもハットトリックなどで得点ランク単独1位とキレている。どこからでもチャンスが作れそうな感じ。久々のタイトルに期待がかかる

オランダも多分ルーマニアを2位にして伊、仏を沈めると思うが、あまり八百長くさいと倫理的にヤバいかなぁ


とりあえず優勝はスペインと予想。オランダはドイツあたりのカウンターで狩られそうな気がする