清原劇場

負けるとすぐしょげる弟に今日こそ勝たせてやろうと思って頑張った

 ちなみに俺オリックスで先発デイビー、弟はヤクルトで石井一。先攻は弟

2回裏、平野恵が盗塁し、バッターは大引。弟の失投をついうっかりライトオーバーの2塁打にし、先制点は俺

直後3回表、"変化球はボールにする"という制約のためデイビーが捕まり一挙3失点

それ以後は石井一のスラーブ、フォークに苦しみ連打が出せない時間。弟はまたも速球を弾き1点追加。4−1で8回裏へ

8回裏、村松が出塁し、塩崎がバント。迎えた3番ローズがストレートをバックスクリーンにたたき込み1点差。ここまでは計画通り。なるべく盛り上げとかなきゃ。布石布石

で、石井一が降板し高津がラロッカを倒し8回裏完。しかし弟はユウキのスローカーブなどにひっかかり、9回表は三者凡退

で9回裏。またついうっかりハンガーカーブをアレンでホームランしてしまうと。で、同点ッスよ。つい手が出たけどテンション上がるしいいかなとスルー

10回裏、ポカポカ打って1、3塁にし、ローズ、ラロッカ、アレンに凡退させる。テンション上がりんぐ。ここまでは計画通り

だが問題は弟がどうも打てないこと。律儀に速球主体で投げているが、ボール球振ったりスイングミスったりでイマイチ

で11回表も終わり、裏。ヤクルトのピッチャーは川島。大西がヒット。平恵がヒットでノーアウト1、3塁。またしてもサヨナラのチャンスだが、ここは空気を読んでなるべく盛り上げつつ空振り三振……そこで清原の出番ですよ

俺も弟も清原をナメすぎたかもしれません。俺は惜しくも空振りorゴロを演じたかったのに、予想外にスイートなカーブが飛んできた

 まぁ、結局打ち損じるつもりがうっかり体が反応して、芯で捉えちゃったわけで……俺ら2人の祈りも虚しく打球はレフトスタンド。弟消沈。俺は俺で罪悪感と気まずさで喜ぶわけにもいかずとにかく弟に謝ったが、負けてんのに謝られても……ってリアクション


まぁ、つまり、手加減は苦手なんだ……あぅぅぅ